【ギャグで100kmを走る③】憧れのウルトラランナーになるランランラン♪
岡村島を1周して70kmを通過。
時刻は16時半。
休憩が多くなり、
足が重くなり、
ペースが落ちてきました。
あとは下蒲刈島まで、3つの島をたすき掛けのようにゆっくりと戻ればゴールなのですが、まだまだゴールはイメージできず…。
一歩一歩進むだけ。
奥様のお父さんと、
Maruya cafe杏奈ちゃんの娘りーちゃんと伴走。
豊町から仕事でよく車で帰る道を、
走って戻るという感覚。
悲しいかな、
日が沈んでいきます。
綺麗な満月が顔を覗かしてくれました。
が、
もう、
無言です。
ただ、
ずっと足を動かすだけの時間。
10分走って、
5分歩く。
10分走って、
坂は歩く。
○豊島大橋を渡り、大浦トンネルを抜けて上蒲刈島北側へ向かいます。大浦、宮盛、田戸、向地区を抜けて蒲刈大橋へ。
豊嶋大橋の絶望的坂。
長い大浦トンネルの車のヘッドライト。
大浦地区の静けさ。
宮盛地区の波音。
なんだか、よくわからない気持ちですね…。
新しい地域おこし協力隊のかくちゃん(角幡あやさん)が濱下一家と一緒に夜の応援に。
93km地点。
蒲刈の市民センターで最後になるであろう休憩。
(しげちゃんの奥さんのちどりさんと、かくちゃんが作ってくれたとのこと。)
残り7km。
食べなくても走れるであろう距離ですが、
気持ちが続かないので、
食べて気分転換しないと、
悲しいかな、
走る気分になれない…。
ので、
おにぎり2つ。
ブリの照り焼き6切れ。
テコポン山ほど(笑)。
うまかったぁ〰。
生き返る〰。
食べられるだけ、
まだ
まだ、
元気という話もありますが…。
本人的にはかなり厳しい気持ちです。
田戸地区の集落を過ぎ、
走る…
歩く…
眠い…
痛い…。
走る…
歩く…
眠い…
痛い…。
5kmをこんなに長く感じたのは初めて。
遠目ですが、
蒲刈大橋が見えて少し希望が。
ゆっくりではありますが、
走って向地区を抜けて。
残りは2km。
しっかり走ってゴールしよぉ!
痛いは当たり前。
辛いは当然。
苦しいはわかってる事。
伴走の竹入さんより
「今のペースなら、協力隊として最後の日、今日(3/31)中にゴールできます。」
そういうことね。
本日中とか考えられる余裕はなかったですが、せっかくならそのほうが格好いいですね。
腕を振って。
前を向いて。
ヨレヨレながらも、
なんとか18時間25分
協力隊卒業日(3/31)中にゴールできました。
卒業記念にギャグで走るという個人的な遊びに、伴走、応援、差し入れ頂き、感謝です。
疲労、痛み、睡魔
と闘う濃厚な時間を過ごし、夢を見ていたようなふわふわした心地良さ。
「何事も
できないと思ったら当然できなくて。
できる思って、
できない理由を自分が作らなければ、
できる。」
って事ですね。
そんなことを証明したくて、
走って、
高島俊思
新たな1ページ幕開けです。
そして、
今回こんなアホ企画を『面白い!』
と感じて頂き、
3日間に渡り、
NHK広島放送局の鈴木さん密着取材頂きました。
《呉市とびしま海道地域おこし協力隊、高島俊思。3年間活動の集大成の100kmランと新協力隊員と下蒲刈島の今後。》
こんな題目でしょうか。
4/13(金)NHK広島放送局
【お好みワイド】18時10分~
50分間のうちどこか10分くらい。
地域おこし協力隊の事、
とびしま海道の事、
下蒲刈島の事
詳しく知りたい方は
ぜひ放送をご覧ください!!
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