【とびしまマラソン】地域おこし協力隊の42.195km
2/26(日)
第8回『とびしまマラソン』がやってきました。
地元のとびしま海道地域おこし協力隊として、
フルマラソンにチャレンジ。
私は、
フルマラソン初挑戦の誠と泰ちゃんをゴールに導くことが大切な役割です。
しっかりと、
20km~30km走を練習したふたりなら、
完走できる。
と言いたいところですが、
5時間半のリミットと、坂が多い『とびしまマラソン』は、正直ぎりぎりかなと。
そのぎりぎりの可能性を後半に残すためには
○「オーバーペースにならない」
1kmを6.30~7.00を維持。
○「5kmおきのストレッチ」
痙攣や足の硬直を防ぐ。
○「前半はおしゃべりして楽しく」
苦しみを誤魔化す。
これを意識して、
15kmまでは順調。
20kmくらいから泰ちゃんの呼吸が荒くなりつつ。
あ、
まいちゃん、特設御手洗エイドステーション♪
激ウマバナナジュース来年もお願い!
並走し過ぎよ(笑)。
さてさて、
少し、泰ちゃんが苦しそうになってきたので、
25km付近で余裕のある誠には先に行ってもらうことに。
久比のエイドが近づくにつれて、
徐々に、泰ちゃんのペースが
7.00~7.30に。
汗の量も非常に多くなり、
足の上がりが悪くなってきました。
水を飲むのを促しつつ
ストレッチを多目に。
さらに、ペースが落ちてしまうなか、
31kmの地点で、
泰ちゃんの38kmの関門をクリアするのは、難しいと判断して
「正直次の関門は難しいと思う。とりあえず気持ちを強くもって、豊浜大橋越えて豊浜支所まで、頑張って!」
「支所で次の関門まで頑張るか、決めな。」
と伝えて、
私は先を行きました。
泰ちゃんゴメン。
おー
おー
誠~!
待ちやがれ!
と、
温存していた足をフル回転して、
先を急ぐ中
気合いだけで持ちこたえる『BBR(ボディバランスランナーズ)』廿日出さんがいたり。
だいぶお疲れ気味の『瀬戸内案内舎たびたす』渡辺さんと18km以来の再会。
ほとんど休憩せずに、私たちをエイド毎に抜いて行く下蒲刈渡辺石油の勇成さんとは、コース上で3度目の再会。
勇成さん:「わしは、もう50じゃけ、全然ダメ。」
私:「いやいや、ちゃんと練習して3年連続、時間内にきっちり完走してるんですから、凄いすよー。」
勇成さん:「暇じゃけん、やっとるだけよ」
さらっと、
おっしゃる感じが
ちょっと格好いいですね。
呉氏ならぬ、グレー氏とも記念撮影(笑)。
さて、
さて、
豊島大橋越えた37kmで、
泰ちゃんを
ず~と気にかけて支えてくれたドクターと再会。
ふたりでおしゃべりしつつ、
みんなに声かけつつ
沿道にお礼を言いつつ
ほんと、
人柄が素晴らしい。
ドクターから、
「次に繋がる今日のフルにしましょう。」
ということで、
今さっきまで泰ちゃんの伴走をしていた私を、
最後まで伴走してくれることに。
5.00分/kmまでスピードアップ(汗)
きつい!
きつい!
ゴ~~ル!
ドクターお陰で、
最後に清々しいナイスランになりました。
お!
誠~。
追い付けんかった~。
10分前にゴ~~~~~ル!
してました。
奥さん :「お疲れ様~たいちゃんは?」
私 :「いやぁー無理だと思う。たぶん関門越えてないなぁ~。33kmまで走ったんだから、十分頑張ったよ!!」
なんて
話して、
とりあえず、
寒かったので、
誠は着替えに体育館に。
私も続いて体育館に。
「激走まいちゃんウケたね」
「ブルゾンちえみの看板見てくれたかな?(笑)」
「沖友のおでん旨かったね」
あれこれ、
あれこれ、
誠と話している時に、
奥さんから電話。
奥さん:「泰ちゃんが~」
私:「え…?」
奥さん:「泰ちゃんゴールした(涙)…」
私:「うそ?」
奥さん:「早~く…(涙)」
私:「すぐ行く。」
救護室のベットにいましたが、
制限時間ぎりぎりの5時間29分06秒でゴ~~~~~~~~~~~ルしていました。
ゴールした瞬間に、
歩くことも、
座ることも、
倒れることも、
できなかったようで、
支えられて強制救護室へ。
ほんと、
もげるぐらい痛くても、
破裂するくらい苦しくても、
諦めず、
負けずに
強い気持ちで粘ったね。
もし、
泰ちゃんに会ってお話する事がありましたら、
最大限の賛美を送ってあげてください。
「根性あるね♪完走おめでとう」
と。
あ、
フルマラソンの翌日もサッカーした
誠君。
いつか、
どこかで
サブ4したら褒めてあげるね♪
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